kazubo0317のブログ

楽しいブログ書いてます!

本田宗一郎の一言をという本を読む読んで

本田宗一郎といえば、HONDAという企業の創業者であり四輪車、二輪車で世界的なメーカーとして活躍させてきた人物である。私自身もこの本を読む前からHONDAというメーカーを知っており、HONDAの車が道路でよく走っているのを見ることもあるし、HONDAの原付きバイクで通学していたので、二輪、四輪車に関しては大きなシェアがあるのだろうと感じていた。そして、この本から創業者である本田宗一郎の経営者としての性格が少しだけみえてきた。100の言葉の中から感じたのは、まず職人気質で曲がったことが嫌いなんだろうと感じた。怒る時は全力で怒り、喜ぶ時は全力で喜ぶといった直球勝負な性格だなと思った。その方が部下からの信頼を得やすいという考え方に、確かに嘘がないので信頼を置きやすくなるのかなと感じた。この本の中で好きな言葉は、「人間はどこか抜けたところがないと面白くない。それをひとつの魅力とか美しさにまで高めるのがデザインだと思う。」という言葉に、物にしろ人でも完全無欠の存在はないということ、もしあったとしてもそれはそれでどこかつまらないかもしれない、どこかぬけた部分にこそ魅力を感じられればそれはとても良いことだなと感じさせられた。この本で、本田宗一郎という人物が経営者として気難しい部分もあっただろうけど、それすら魅力に思えることができ、部下からの信頼を得てHONDAという企業を世界的な企業に引っ張ってきた素晴らしい経営者を知ることができて良かった。